AllGamesGo編集部

『Resident Evil: Director's Cut - Dual Shock Ver.』は初代? それとも続編?

初代『Resident Evil』の1998年DualShock対応版で、『Resident Evil 2』や独立した続編ではありません。物語はChris、Jill、S.T.A.R.S.が巻き込まれる洋館事件のままです。

最終更新:2026年9月6日

『Resident Evil: Director's Cut - Dual Shock Ver.』という長い名前はよく混乱を招きます。続編のように見えるし、『Resident Evil』と『Resident Evil 2』の間に位置しているからです。実はこれは新しい物語でも、隠れたナンバリング作品でもなく、初代『Resident Evil』が1998年にDualShock対応で発売されたバージョンです。

直接の答え:初代の後続バージョン

『Resident Evil: Director's Cut - Dual Shock Ver.』は初代『Resident Evil』の再発売版であり、続編でも『Resident Evil 2』の別名でもありません。語られるのは、Chris RedfieldとJill ValentineがArklay Mountainsの洋館で経験するあの事件のままです。名前に含まれる「Director's Cut」と「Dual Shock Ver.」はどちらもバージョンを示す接尾辞で、初代をベースに調整し、DualShockコントローラー向けに発売されたことを表しています。

バージョン関係を一目で

Capcomの公式発売記録では、これらのバージョンが明確に区別されています。1996年3月に初代『Resident Evil』が発売され、1997年9月に『Resident Evil Director's Cut』、1998年8月に『Resident Evil Director's Cut Dual Shock Ver.』が別々に記録されています。同じ年の1月には、独立したナンバリング続編として『Resident Evil 2』が発売されています。以下の表で素早く区別できます。

発売性質最も見分けやすい内容
Resident Evil(1996)シリーズ初代Chris / Jillと洋館事件
Resident Evil Director's Cut(1997)初代の調整版同じ洋館事件のまま
Director's Cut Dual Shock Ver.(1998)Director's CutのDualShock版新しいストーリーナンバーではない
Resident Evil 2(1998)独立したナンバリング続編Leon / ClaireとRaccoon City

なぜ物語は初代のままなのか

PlayStation Storeの『Resident Evil Director's Cut』ストーリー紹介にははっきりと書かれています。S.T.A.R.S.が不可解な殺人事件を調査し、メンバーがArklay Mountainsの洋館に閉じ込められる、と。これが初代の洋館事件です。Capcom公式タイムラインでは、この事件の主要人物はChris Redfield、Jill Valentine、Barry Burton、Rebecca Chambers、Albert Weskerです。ChrisとJillが洋館にいるのを見たら、それは『Resident Evil 2』でも『Resident Evil 3』でもありません。

『Resident Evil 2』の主人公はLeon S. KennedyとClaire Redfieldで、主な舞台はRaccoon Cityに移ります。『Resident Evil 3: Nemesis』はJill ValentineとCarlos Oliveiraが追跡者に立ち向かう物語です。どちらも後続のストーリーですが、それぞれ独立したナンバリング作品であり、初代のDual Shock Ver.と同じバージョンとして混同してはいけません。

「Director's Cut」と「Dual Shock」はそれぞれ何を意味するのか

PlayStationの公式回顧によると、1996年の初代は多くのプレイヤーを惹きつけ、ゲームプレイに調整を加えたDirector's Cutが1年後の1997年に発売されました。これはナンバリング続編ではなく、初代の内容を調整したバージョンです。1998年になると、Capcomは『Resident Evil Director's Cut Dual Shock Ver.』を別途発売しました。Sonyの公式歴史解説では、DualShockコントローラーが1997年にデュアルアナログスティックと振動フィードバックを搭載したと説明されているため、このバージョンはDualShockコントローラー向けに発売されたDirector's Cut版と理解できます。

Capcomのミリオンセラーページでは、1997年9月のPS版『Resident Evil Director's Cut』と1998年8月のPS版『Resident Evil Director's Cut Dual Shock Ver.』が別々に掲載されており、これらが2つの異なる発売バージョンであることが証明されています。操作や内容に具体的にどのような変更が加えられたかについては、現時点で十分な公式情報がないため、勝手に拡大解釈すべきではありません。

現代の変換機能を1998年オリジナル版の内容と混同しないで

現代のPlayStation Storeページには、PS4/PS5変換版にup-rendering、rewind、quick save、custom video filtersが追加されたと明記されています。これらは現代の変換レイヤーの機能であり、1998年のPSディスクに元々あった新機能ではありません。変換版で巻き戻しやクイックセーブを見かけても、それはソニーが現代のコンソール向けに追加した便利機能であり、当時のDual Shock Ver.とは関係ありません。

当サイトのエントリーはどれを選ぶか

当サイトには対応する3つのPS1エントリーが収録されています。『Resident Evil: Director's Cut - Dual Shock Ver.』『Resident Evil 2』『Resident Evil 3: Nemesis』です。選ぶときは、どの物語をプレイしたいかを考えるだけで十分です。

  • 初代の洋館事件をDualShock版でプレイしたいなら、Resident Evil: Director's Cut - Dual Shock Ver.を選びましょう。
  • LeonとClaireのRaccoon City続編をプレイしたいなら、Resident Evil 2を選びましょう。
  • JillがNemesisに立ち向かう物語をプレイしたいなら、Resident Evil 3: Nemesisを選びましょう。
参考資料