AllGamesGo編集部

『LocoRoco』の原作はPSPを傾ける?実際に地面を動かすL/Rボタン

PSP原作では本体を物理的に傾ける必要はありません。L/Rボタンがゲーム内の大地を傾け、PS4リマスター版で初めて任意のモーション操作が加わりました。

最終更新:2026年9月3日

『LocoRoco』では画面が傾くと、丸い生き物たちが新しい坂を転がっていきます。そのため、PSP原作も早い時期のモーションゲームだったと記憶しやすいでしょう。しかし実際に傾くのはゲーム内の大地で、手に持った本体を必ず傾けるわけではありません。LかRを押すと地面の角度が変わり、LocoRocoは弾力たっぷりに重力へ従います。プレイヤーの体まで傾くのは、ハードの条件ではなく、夢中になった人間側の反応です。

短い答え:原作にモーションセンサーは不要

2006年のPSP原作はL/Rボタンを使います。PlayStation公式の記事は、この2つのボタンでLocoRocoを転がしたり弾ませたりして、ゴールへ導くと説明しています。日本の公式記事はさらに明確で、LボタンとRボタンで大地を傾けると、丸いLocoRocoが左右へ転がると書いています。

つまり、原作はPSP本体の物理的な傾きを読み取るゲームではなく、PSP内蔵ジャイロを使うとも説明できません。通常のボタンで世界を傾ける感覚を作っています。入力は伝統的でも、画面の反応はとても個性的です。

PSP原作とPS4リマスター版の比較

混同の主な理由は、2017年のPS4リマスター版に本当のモーション操作が任意で加わったことです。中心となる設計は同じですが、選べる入力方法は同一ではありません。

バージョン基本の傾き入力物理モーション操作
PSP原作(2006)L/Rボタンでゲーム内の大地を傾ける不要
PS4 Remastered(2017)L1/R1で大地を傾けるDualShock 4で任意に使用可能

動かすのは地面で、個々のLocoRocoではない

片方の肩ボタンを押すと、ステージ全体の傾きが変わります。LocoRocoに「今すぐ左へ一歩」という直接命令を出すのではなく、坂に沿って転がしているのです。加速、停止、起伏を越える動きには慣性が生まれ、柔らかいゼリーボールを載せたトレーを揺らしているように感じられます。

画面に複数のLocoRocoがいても、入力が単純な理由もここにあります。一体ずつに見えないスティックを割り当てるのではなく、全員がいる環境を管理します。集まったり分かれたりしても、同じ傾けられた大地の上で動きます。

転がる、弾む、そして人まで傾く

公式資料では、L/Rボタンが転がりとジャンプの両方につながります。後の日本公式説明も、2つのボタンを組み合わせてLocoRocoを弾く基本操作が原作から続いていると確認しています。複雑な動作を覚える必要はなく、片側で坂を作り、両方の操作で浮かせる場面へ対応します。

制作陣は、PSP版を遊ぶ人が画面の地面に合わせ、無意識に体を傾けていたと笑っています。これは映像と操作の説得力を示す思い出ですが、モーション入力の証拠ではありません。人の体が傾いても、ゲームへ届くのは肩ボタンの入力です。

リマスター版が記憶を混ぜやすい理由

PS4の『LocoRoco Remastered』はL1/R1で大地を傾ける操作を残し、DualShock 4のモーションでも遊べます。クリエイターインタビューでは、モーション方式は通常のL/R操作より精密ではないものの、新しい体験になると話しています。コントローラーの姿勢で坂を変えるのは、リマスター版の任意の方法です。

このPS4機能を昔へ戻して考えると、「PSP原作は本体を傾けなければならない」という誤解が生まれます。両方とも画面と大地を傾け、狙いも共通です。違いは、2006年版が肩ボタンだけで表現し、2017年版では実際の動きも選べることです。

遊ぶ前に操作をどう考えるか

L/Rをキャラクターの左右移動ではなく、シーソーの片側を押し下げる操作として考えましょう。坂ができた後に速度がどう増えるかを見て、反対へ傾ける時や弾ませる時を選びます。位置を細かく直し続けるより、原作の設計に近い考え方です。

別の実行環境では、肩ボタンがキーボードやゲームパッドなどへ割り当てられる場合がありますが、詳細は実装次第です。PS4版にモーションがあるからといって、ブラウザやPCやスマートフォンを振れば動くとは限りません。先にL/Rの割り当てを確認すれば、現実の机だけが激しく揺れ、画面のゼリーが無表情という事態を避けられます。

  • L/Rは地面を傾ける入力で、キャラクターを左右へ瞬間移動させるものではありません。
  • 坂と転がる勢いを見て、弾む必要がある場所では2つのボタンを組み合わせます。
  • 別の環境ではL/Rの割り当てを確認し、機器を動かすことが原作操作だと決めつけないでください。
参考資料